か き く け こ
さ し
ち て と
な
は ほ
ま
よ
り

紫蘇葉 しそよう

シソ科チリメンジソの葉を乾燥させたもの。成分は葉に含まれる精油です。

構成生薬

紫蘇葉

五味/五性

辛/温

帰経

肺・脾

働き

辛温解表、行気寛中、解魚蟹毒

こんな症状に

外感風寒で胃腸症状を伴う時、妊娠中の胸苦しさ・悪心・嘔吐

使い方

紫蘇葉の発汗作用だけでは弱いので、葛根や生姜等を配合して発汗作用を強めます。 悪心・嘔吐に用いる場合は、陳皮、縮砂を配合して健胃作用を強めます。

関連してる記事

し

紫蘇子 しそし

紫蘇の種で、下気（降気）の作用があります。

生姜 しょうきょう

ショウガ科ショウガの新鮮な根茎。料理にも使われるように健胃作用があります。古人は嘔吐の時の要薬として、生姜汁3〜10...

辛夷 しんい

モクレン科モクレンのつぼみを乾燥させたもので、鼻詰まりを通し、頭痛を止める作用があります。

小青竜湯 しょうせいりゅうとう

解表薬（辛温解表・温肺化痰・止咳平喘・利水）。 体力があり、表寒、薄い多量の鼻汁や痰、咳などの症状を伴う感染症初期...

オススメコラム