漢方を知って学べる 漢方用語辞典
薄荷 はっか
シソ科ハッカの全草。主成分はメントール。健胃作用や軽い発汗作用があります。
葛根 かっこん
マメ科葛の塊根を乾燥させたもので、くず餅などの歌詞にも使われ、秋の七草の一つです。民間療法として二日酔いに葛の花を...
紫蘇葉 しそよう
シソ科チリメンジソの葉を乾燥させたもの。成分は葉に含まれる精油です。
細辛 さいしん
ウマノスズクサ科ケイリンサイシンの根をつけた全草を乾燥させたもの。細辛の名はその根が細くて辛いことから名付けられま...
生姜 しょうきょう
ショウガ科ショウガの新鮮な根茎。料理にも使われるように健胃作用があります。古人は嘔吐の時の要薬として、生姜汁3〜10...
麻黄 まおう
マオウ科の草麻黄(シナマオウ)の緑色若枝を乾燥させたもの。主な成分であるエフェドリンは西洋医学でも使用され、使う分...
銀翹散
解表薬(辛涼解表・清熱解毒)。 風邪の初期で、熱感があり、喉が腫れて痛み、口の渇き、咳、頭痛などの症状がある方に。<...
麻杏甘石湯 まきょうかんせきとう
解表薬(清肺平喘)。 体力があり、咳嗽、呼吸困難、口渇、熱感、黄色で粘稠な痰などが出る方に。
麻黄附子細辛湯 まおうぶしさいしんとう
解表薬(補陽・辛温解表・利水)。 風邪や感染症初期で、抵抗力も弱く、悪寒があっても体温の上昇が見られない、高齢者・...
小青竜湯 しょうせいりゅうとう
解表薬(辛温解表・温肺化痰・止咳平喘・利水)。 体力があり、表寒、薄い多量の鼻汁や痰、咳などの症状を伴う感染症初期...